top of page

News in 2022

EpiNurse NEWS

新刊出版

Springer ”SDGシリーズより、”Disaster Nursing, Primary Health Care and Communication in Uncertainty”を出版いたしました

https://link.springer.com/book/10.1007/978-3-030-98297-3

(紹介仮訳)

災害はより頻繁かつ激甚化し、持続可能な開発に向けた進展を著しく妨げています。人間の安全保障、国連の持続可能な開発目標、仙台防災枠組などのグローバルなアジェンダでは、地球市民が一つのコミュニティに住みながら具体的な行動をとることが求められています。

看護師は、すべての地域社会の主要な医療提供者として、持続可能な開発目標を達成するために不可欠。

災害時は、日常的な医療へのアクセスは複雑になり、混乱の中でのプライマリヘルスケアはより多岐にわたります。

その中で看護は、医療サービスとしてではなく、災害の影響を軽減し、将来の自然災害に備えるための政策を強化するための開発および社会科学モデル内で使用されるべきです。

また、保健システムは不確実性の中でより不可欠なサービスを提供するユニバーサル・ヘルス・カバレッジに移行する必要があります。

そして、看護師は、地域の災害管理と準備の議論にもっと関与し、地域社会における革新的で継続的な研究、教育、実践を行うことが求められています。

健全なコミュニティを維持するためには、看護の焦点をプライマリヘルスケアに再構築し、分野を超え、コミュニティ協力を組織するためのコミュニケーションスキルを備えた看護師と、その看護師と協働できる行政やコミュニティのメンバーを養成する必要があります。

COVID-19の発生は、人々に孤独と自制を経験させ、人間の生活に不自然な状況での看護を強いることになりました。

人々の平和と尊厳を守るための看護職や医療従事者の倫理的判断や貢献、医療制度、緊急時の広域的な連携と調整などの必要性が改めて認識されたといえます。

これは、看護が、常に治療とケアの分野を融合しているからです。すなわち、看護学も自然科学と人間科学を学際的に融合させる必要があることを示しています。

COVID-19で学んだ教訓の1つは、リスク低減と健康増進は、よりグローバルな人間中心のウェルビーイングであり、今日の不確実性の中で学際的な境界をさらに越える看護科学のパラダイムが必要ということです。

Kanbara, S., Miyagawa, S., Miyazaki, H. (2022). Care for Disaster Risk Reduction and Communication: Lessons Learned and Way to Forward. In: Kanbara, S., Miyagawa, S., Miyazaki, H. (eds) Disaster Nursing, Primary Health Care and Communication in Uncertainty. Sustainable Development Goals Series. Springer, Cham. https://doi.org/10.1007/978-3-030-98297-3_30

WIRED Common Ground Challenge

WIRED Common Ground Challenge

EpiNurse x Psychic VR Lab が構築した "

MetaNurse : 5 x 5 ㎡ Virtual Shelter as Primary Health Care"

世界からの応募の302→Finalist 10に残り

審査員賞のInterspace Collaboration Research Center Award 頂きました。

ただただテクノロジーではなく、ローカルナースの解像度とこの技術しかない状況への評価。Resilience 部門でなくWell-being 部門での獲得など、励まされる出来事になりました。

いまからです。

https://wired.jp/wired-common-ground-challenge/#about

bottom of page